大殿筋のトレーニング。お尻の引き締め。

マット上、および立位でのトレーニングフォームの解説。

トレーニング動作

フォームの注意点(スタートポジション)

片脚ずつ動作。イラストは左のお尻のトレーニング。

  • 背すじを伸ばして両手・両膝をマットにつける。
  • 動作の支点は股関節。(動作中も 腰は動かないように固定
  • 片脚を引き寄せて、お尻の下をストレッチ。
  • 動作範囲は、股関節屈曲0~125度。(上の図は 125度)

<ポイント>動作を大きくしようとして腰を丸めてしまうと、かえってお尻に刺激が入りにくくなってしまうので注意。

フォームの注意点(フィニッシュポジション)

  • 上体・腰の位置の固定は維持。(腰が反らないように注意)
  • 息をはきながら、ゆっくりと脚を伸展して(伸ばして)いく。
  • 動作範囲は、お尻の下がキュッと締まるまで。
  • 動作範囲の目安は、股関節伸展0~15度。(上の図は 15度)

<ポイント>足を大きく蹴り上げると、お尻ではなく腰に負担がかかってしまう。動きが小さくても、腰の位置の安定がトレーニング効果UPにつながる。

立位でのフォーム

手軽にお尻を引き締めたい、手や膝をつける姿勢がきつい、といった方向けのフォーム。

片脚動作のため、壁に手を添えるなどバランスを安定させて実施してください。

  • 動作の注意点は、これまでの説明と同じ。
     腰の安定(腰を丸めたり反ったりしない)
     支点の位置(股関節)
     動作の範囲:股関節屈曲 0~125度 / 伸展 0~15度(上の図はMAXでの動作)
  • トレーニング効果は低いが、手軽にできるところが利点。
  • チューブなどを用いて負荷をかけることも可能。