背筋下部(広背筋、僧帽筋下部、脊柱起立筋)に効かせるトレーニング方法。

マシンの設定

腰パッドの高さ(①)
動作の「支点」の位置を合わせて設定する。
 ・マシン:腰パッドの上部
 ・身体:骨盤の上部(上前腸骨棘の位置)

伸張ポジション(スタートポジション)

  • 足裏全体を台に乗せ、膝は伸ばす。
  • 骨盤は、腰パッドに乗せ安定させる。
  • 上体をゆっくり倒す。腰を丸めてストレッチ。
  • 腰が倒れる角度は、0~45°。(個人差があるので無理はしない。)

<ポイント>手の位置は、頭の後ろに添えても構わない。
指導経験上、手を胸の前でクロスした方が下背に負荷を集中させやすいようだ。(無駄な力を使わなくなる)

収縮ポジション

基本の姿勢(図:左)と、強度を上げた姿勢(図:右)。

基本の姿勢・動作

  • お尻を締め、骨盤からゆっくり上体を起こしていく。
  • 上体を起こす範囲は、身体が一直線になるまで。
  • 目線は斜め前方。

強度を上げる場合

※1から順に、プラスしながら強度を微調整していってください。

  1. 基本姿勢で、1~2秒静止する。
  2. 目線を少し上げて正面に向ける。
  3. 両腕を前方へ伸ばす。
  4. 上体を少し伸展させる(反らす)。 ※腰の伸展角度は、0~30°。

<ポイント> バックエクステンションなどの体幹トレーニングは、反動を使わずゆっくり地味に行うとトレーニング効果が非常に上がる。