三角筋に効かせるトレーニング方法。

伸張ポジション(スタートポジション)

  • 足を腰幅程度に開いて立つ。(膝は伸ばしきらなくて良い。)
  • ダンベルを、身体の前で平行に持つ。
  • 動作中、ダンベルを下す位置は力が抜ける手前まで。
  • 動作中、ダンベルを下す時、重心が前方(足の指先)へ流れやすくなるので注意する。

<ポイント>ダンベルを下していく速度をコントロールできると、トレーニング効果が上がる。

収縮ポジション

  • ダンベルを上げる方向は、真横から手前 約30度。(三角筋に最も負荷をかけやすい角度。)
  • 肘はロックせずに、軽く緩める。(肘は下げない。)
  • 動作は、肩関節を支点に動作。
  • 動作中、ダンベルを上げる時、重心が後方(踵)へ流れやすくなるので注意する。
  • 手首はひねらず、自然に。
  • 身体から大きく離れる運動のため、扱える重量は下がる。高レップス(高回数)トレーニングがお勧め。
  • チーティング(反動)を使う場合も、「方向・支点・重心」に注意する。

<ポイント>動作の「支点」の位置で、トレーニング効果が大きく変わる。
三角筋が最も効くのは「支点=肩関節」。ダンベルを上げると同時に肩を「下げる」。(結果、ダンベルが上がる位置はバストトップ程度までとなる。)
僧帽筋も同時に効かせたい場合は「支点=首の付け根」。腕を、床と並行の位置まで上げることができる。