肩の動きを良くするための、動的ストレッチ。
肩の動きは、立体的です。
この動きを意図的に行うことで、肩がよりスムーズに、大きく動作できるようになります。
特に、上半身を大きく使うスポーツの方、また五十肩でお悩みの方にもお勧めのストレッチです。
ストレッチ方法
2種類の動作を行います。
「A⇔B」の動作と、「C⇔D」の動作。
- 立位でも座位でもOKです(可能なら立位がお勧め)
- 片側ずつ実施
- 回数の目安:「A⇔B」を10回。続けて「C⇔D」を10回。(各1セット)
- 注意点:痛みのない範囲で行ってください。気を楽にして行うと、筋肉は動きやすくなります。
- ポイント:肩峰(肩の端)に、反対側の手を乗せて行うと、動作がわかりやすいです。
各姿勢のポイント
A⇔B動作での姿勢
<Aの姿勢> 肩甲骨前方挙上
肩を、あごに近づけるイメージで引き上げます。
<Bの姿勢>肩甲骨後方下制
肩を、おしりの方向へ下げます。
C⇔D動作での姿勢
<Cの姿勢>肩甲骨後方挙上
肩を、斜め後ろへ引き上げます。
<Dの姿勢>肩甲骨前方下制
肩を、おへその方向へ引き下げます。