骨盤の動きを良くするための、動的ストレッチ。

骨盤の動きは、立体的・螺旋(らせん)的です。

この動きを意図的に行うことで、腰の動きがよりスムーズになり、下半身の動作も楽になります。

特に脚の動きが多いスポーツや、ちょっとしたウォーキングなどの前にもお勧めのストレッチです。

ストレッチ方法

2種類の動作を行います。

A⇔B」の動作と、「C⇔D」の動作。

  • 立位で行います
  • 足は軽く開く
  • 片側ずつ実施
  • 回数の目安:「A⇔B」を10回。続けて「C⇔D」を10回。(各1セット)
  • 注意点:痛みのない範囲で行ってください。気を楽にして行うと、筋肉は動きやすくなります。
  • ポイント:上前腸骨棘(黄色の●の位置 / 骨盤のぐりぐりしているところ)に触れながら行うと、動作がわかりやすいです。

各姿勢のポイント

A⇔B動作での姿勢

<Aの姿勢> 骨盤前方挙上

上前腸骨棘を、おへそに近づけるイメージで引き上げます。

<Bの姿勢>骨盤後方下制

上前腸骨棘を、尾てい骨の方向へ下げます。

C⇔D動作での姿勢

<Cの姿勢>骨盤後方挙上

上前腸骨棘を、肩甲骨の方向へ引き上げます。

<Dの姿勢>骨盤前方下制

上前腸骨棘を、反対側の脚(内もも)に近づけるイメージで引き下げます。