菱形筋(背中)のストレッチ方法。
普段から「肩甲骨と背骨の間がこる」といった方にもおすすめ。
ストレッチのしくみ
脊柱から肩甲骨を離すことで、菱形筋がストレッチできる。
肩甲骨の ①前進(外側へスライド)、②下制(下へスライド)、③上方回旋(肩甲骨の下部が外方向へ回旋)。
おすすめのストレッチ
座位でのストレッチ例。
- 両膝を立てて座る。
- 片手は床の上。
- もう片方の手は、反対側の足の外側面を持つ。(例:右手で左足の小指付近をつかむ。)
- 手でつかんだ足の裏を、床に近づける。
- ストレッチしているのは、つかんでいる腕側の菱形筋。
- ストレッチの強度は、足(踵)の位置を身体から遠ざけるほど上がる。
<ポイント>さらにストレッチ効果を上げるには、①手のひら全体で足の外側面を包むように持ち ②肘を曲げた状態で行うとよい。